久しぶりに床屋に行ったら、頭が寒い。床屋といっても私が行くのはQBという簡単カットのお店。消費税が上がってから1,080円になったんだけれど、平日に限っては65歳以上は千円で良いといってくれるので、平日になるのを待ちかねていく。正午を半時間ほど過ぎた時間だったので、昼休みに刈りに来る人たちがいるかも知れないなと思ったのが、なんとお客は誰もいない。お店の人が待ち構えていてくれる。帽子と荷物を預けたら、その人が「帽子をいつも被っているんですか?」と仰る。ここではあっという間に刈り終わるから、お店の人と話をすることなんて滅多にないんだけれど、今日は暇だったせいか、お店の人が自分も365日帽子を被っているんですと仰る。そうするとある日気がついたら、頭のまわりに帽子の跡がついていることに気がついたと仰る。そうそう、めがねをかけている人の鼻の上に跡がつくようなものでそんな気がする。しばらく帽子談義に花が咲いた。
そういえば、昔のフルサービスの床屋では、良く刈ってくれる人と話をしたものだったなぁと思いだした。もうそんなことも滅多にないなぁ。
上野の山に登って、イチョウの黄葉を見てきた。