ほぼ足りてまだ欲 その先

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遠足

f:id:nsw2072:20181129002814j:plain:w360:left 爺さん婆さんご一行しめて四名で三浦三崎へ遠足に行った。きっかけは例の「かなり遠方から来た朋」である。何しろかの国ではマグロの刺身は、日本食やに行けば、確かに食べられるけれど、日常的ではないし、それを遠足に行って食べようじゃないかというわけだ。品川から3,500円のセットを買う。自販機で買うことがもちろん可能。これには京浜急行の電車運賃、三崎口からのバス運賃、各店で決まったメニューのセットが食べられ、なんと三崎港のマルシェに出店している店でお土産がもらえる。
 私たちは城ヶ島の終点までいって、何店か残っている店の中からNという店に行ってマグロ丼を食べた。たっぷりマグロが載ったご飯に、かまの塩焼き、大根の煮たものとお新香。店で普通に注文すると1,350円と書かれているメニューだった。
 天気もそこそこ良くて、とても野良とは思えない貫禄たっぷりの猫どもも、のんびりまどろむ陽気だった。お土産は小ぶりながら鰺の開き三枚と他に一枚。
 バスを待つ間にとかいって、ソフトクリームをなめ、ベンチに座ってくっちゃべりながら笑い、昔とあんまり変わらない。昔の共通の職場の知り合いが、あれでその後また離婚したらしいとか、電車の中で向かいに座ったおじさんがチョウチンアンコウみたいだったといっては笑い転げるところなんぞ、全くなんちゅうこっちゃねんだった。
 ところで、男同士の遠足だったら、みんなで写真を撮ろうとしたら、平気で肩を組んだりして撮れるのに、異性が入った遠足だとみんなで写真を撮ろうとしても、そんなことができないのが、なんだか不自然な気がしてきたんだけれど、これってのは人間歳をとってくると性別を超越するって事なのかなぁと。いやいや、そんなはずはないだろう、私のまわりだって、いい歳をからげても恋愛をしていたりする連中だっているんだから、それは違うんじゃないか、という気もするしね。とても不思議だよ。