ほぼ足りてまだ欲 その先

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思いたくない病

 今の日本の政治を司っている政権与党、つまり自由民主党公明党ですが、がもはや論外のいい加減、自分だけ儲かれば後は野となれ山となれ、政治を行っているということは自明なのに、それでも「みんなが選んだ自分たちの政府」なんだから、何もかも反対する奴は卑怯だ、なんてことを、口にはしなくても、心の中で思っている人はかなりな数に上るんではないか、という気がする。例えば、お祭りのために集まっている町会の人たちの中では、あからさまに政府批判をすると、確実に浮き上がる。なぜかわからない。盲目的に「お上に従う」という姿勢でなくては、祭はなり立たないと思っている。そんなことはないのだけれど、権威の元に寄り集まるという姿が一体感を作ると思っている可能性がある。これはいったいどこからやってくるのかといえば、戦前の教育そのものに過ぎない。どうしても払拭ができない。あの洗脳は怖ろしいものがあって、二代後、三代後にまでも浸透しているかのごとしである。
 自公連立政権が一体何をやっているのか、一体誰のためにやっているのかを見つめたら全体がまとまらなくなってしまう。だから見つめることをしないように、していれば良いのだ。まとまらない社会はロクなことにならないと思い込んでいる。これは間違っていて、まとまる社会こそ、怖ろしい。大企業の入社式の写真をご覧になっただろうか。あれが今の日本。次の世代の皆さんもこんな社会を残されて、当惑しているのだろうか。いや、安心できると、その四代目に安住するのだろうか。

 とまぁ、こんなことを書いていると、見たくなくなるだろう。