ほぼ足りてまだ欲 その先

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待つ

 放射能に汚染されてしまった地域は、どんなに表面の土をどけたとしても、山の森林に降り落ちた汚染パーティクルや、その間に落ちたものが、消滅するには何年も何十年も(それでも足りないかな)かかるということは既に科学的に立証されていて、それが学校でも教えられてきた。それは風に吹かれてとんでいき、雨に流されて下流へ流れていく。だから、どんなことをしても、時間が来なくては消滅することはない。それなのに、折角避けた汚染土を今度は全国各地の道路工事に使うといっている。放射能による汚染を全国各地へ拡散しようというわけだ。
 チェルノブイリではどうなったかというと、人は立ち入り禁止になったままだし、そもそも原子炉は石棺によって封じ込め、その石棺が崩壊してきたからまたその上から石棺化しているという。
 どうしてチェルノブイリではそんな厳格な規制がされているのに、福島ではなんちゅうこともない、という雰囲気になっていて大丈夫だと安倍晋三も知らん顔だし、マスコミも「風評」だといっていられるのだろうか。
 面倒くさいから見て見ぬ振りをするというのは、素人だったら許されるかも知れないけれど、その代議士である国会議員や、社会の木鐸たるマスコミが知らん顔で良いのか、全くの話、理解ができない。

 こういうことをいうのは、面倒くさい奴だ、ということになるんだろうけれど、黙っていられない。