毎年この時期になると、長野の友人のところへ遊びに行く。今までは東京で車を借りて、山梨のお墓にお参りし、その足で長野へきていた。しかし、この歳になって、年に一度しか運転しないんだから、だんだん億劫になってくる。それで、今年は、墓参りを分離。そのまま長野へ新幹線で行く。なにしろ新幹線なんて年に一度乗るかどうかわからないくらいなのだから、切符をどうやって買うのか、勝手がわからない。ネットで買えるようにもちろんなっている。「えきねっと」という奴がそれだそうだ。
しかし、考えてみたら、外国の国鉄でネットで切符の変えない鉄道なんて聞いたことがない。至極当たり前だ。それにしても、新幹線は本当に何もかも高い。上野ー軽井沢で指定席を取ったら片道一人6千円ほどする。たった一時間だから余計そう感じるのかもしれない。
スイスの鉄道は1万4千円ほど払うと、ほぼなんでも半額で乗れる、という切符が存在する。これはとても便利。乗り放題券もあるけれど、これは結構お高くて、期間限定。日本の鉄道はそうして考えると、努力が全く足りない。そもそも、東京の二つの地下鉄とJRが共通の一日券を設定できないでいるなんて、「インバウンド」が如何の斯うのという次元に到達していない。勉強不足も甚だしい。挙げ句の果てに東日本と東海が仲が悪くて電子マネーを共通化できないなんて、ふざけるのもいい加減にしろと言いたい。元の国鉄に戻せ！
軽井沢駅近くのレンタカーを借りてみると、結構乱雑に取り扱われている様子で、取っ手部分なんて、傷だらけだった。JR利用だったら駅レンタカーが割安らしいんだけれど、こっちは日本レンタカーのポイントが使えるからその方が安くつく。
