ほぼ足りてまだ欲 その先

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振り替え祝日

 今日は1964年に東京オリンピックの開会式が行われた日を記念して制定された「体育の日」を振り替えた祝日。もはや何の意味を持つ祝日なのか判然としなくなりつつあり、もう理由なんてどうでも良いという状況である。なにしろ概ねなんでも理由なんてどうでも良い状態に陥っているわけで、今月、そこら中の店のディスプレがされている「ハロウィン」と同じなんである。なにしろ、台風真っ盛りの日に「ハロウィン・パーティーだった」といっている輩がいるくらいで、そもそも米国だって、理由なんてどうでも良いから「treat or trick!」だなんて子どもが言っているわけで、それの物まねなんだから、なんだって良いわけでございます。で、なんで休みなんざんしょ?

f:id:nsw2072:20191015181853j:plain:w240:left 浅草演芸ホールが「権之助」真打ち披露興行なんだけれど、祝日だから入れないかも知れないねぇ、と思って開場前に行ってみると20人ほどの人たちが行列をしていた。浅草演芸ホールにはもう半世紀ぶりくらいだった。多分最後に入ったのはガラガラの林家三平の時だったような気がする。中は全く変わったような気がしない。トイレは綺麗になったけれど、何しろ建物自体がもはや古い。そうかといって、国立を入れて東京に4カ所しかない寄席だから、建て直すことになったら演者から見たら職場が減ってしまうということになりかねない。なによりも多分資金がないだろう。久しぶりに見る人たちを見られて面白かったけれど、円丈が歳をとっておられることに驚いた。弟子のわん丈が関西の出身だとは思わなかった。「おしどり」と書いてあって、こりゃ誰だろうと思ったら、東電の記者会見に足繁く通っている「おしどりマコ&ケン」のことだった。針金アートを初めて見た。しかし、ようやく遭遇したロケット団には思いっきり笑った。最後は満席だった。権太楼がお得意の「代書や」だったのに、幼いお嬢ちゃんが権太楼の顔に反応して大きな声で笑うので、いつもに比べたらずっこけそうだった。

 仲間と一緒に飯を喰い、夜はそのまま銀座での友人のライブ。