多分、もはや誰も彼も呆れ果てているんだろうと思うけれど、広く募ってはいたけれど、募集はしていたつもりはない、という答弁がどこもおかしくないと思っているらしい様子をみると、この人は多分どこかおかしい状況にいるのか、あるいは日本語を使って議論ができる状態にはいないのだと理解するしかないのだろうという結論に達しても何も不思議ではない。
これをなんらかの形で擁護するとしたら、何も適当なものを思いつくことができない。衆議院予算委員会で宮本の後ろでニマニマしていた自民党の議員たち（二人は見えていた）もまさに同じで、これではもうこの国を議論することはできないだろう。彼らがこれまで説明してきたことだって、ひょっとしたら、私たちが理解する中身と違っていても彼らは別におかしいとか、不思議だとか、思ってはいないということだろう。
マスコミもこのままで行く、つまり一緒になって飯を食って世論調査の数字を適当に見繕う、ということをしていくのであれば、この国を寄ってたかってぶち壊しにかかっているということか。
