義理の妹から珍しく電話がきた。家の電話はこういう時のためにある。お好み焼き屋をやっているんだけれど、COVID-19自粛の間は三食旦那が作っていたので、楽チンで太ったと。自粛解除になって店を開いたら、酔っ払いが煩くて、もう閉めようかと思っているんだけれど、賃貸契約の解消は三ヶ月前に告知となっているので、年内やるしかないと。こういう商売が一番ダメージを受けているかもねぇ。
昼飯の最中に電話がなったから出たら、某証券会社だという女性の声。聴くなり「間に合ってます」というと「どこか証券会社が決まっているんですか？」と聞く。証券会社と付き合いがあるほど金はない。面倒だから「はい！」と答えた。切るかと思ったら、「そうですかぁ、それでも・・」と続けようとするから「食事中なんで！」というと「それはそうと」と話を続けようとするから「切るよ！」といって切った。ちょっと丁寧なおじいさんの役をやろうとしたのが間違いなんだろうな。いつもの様にガチャ！と切ってやればよかったのだ。
電話は時に役に立ち、時に厄介になる。それでも切りたくない。もう、解約しても一銭の得にも損にもならないだろうが。
