大神楽といったら、鏡味仙三郎社中でございます。わたくし、なぜか、寄席で何度も何度も見せていただいております。なぜか、漫才のロケット団は一度しか遭遇しないという不思議なことになっております。
昨日の夜、テレビ東京の「家についていって良いですか」を見ていたら、どこかで見た様な男が出てきて、大神楽がどうのこうのと言っております。誰だっけなぁと思っていたら鏡味仙三郎社中の一番若い仙成という。なんでも彼は学習障害を持っていたので、文字を読むことがとてもできない。だから、学校の通信簿はみんな1か2だったというんです。え〜っ!そうだったのかぁとびっくりして見ていると、COVID-19の自粛期間の間に、実家で暮らし、練習に励んでいたんだけれど、なんと仙三郎が食道癌だと判明したと言っていた。これは大変です。末廣のハナ開けで社中で出演。今後はどうしていくんでしょう?仙三郎は来月で74歳。昨年暮れに「太神楽:寄席とともに歩む日本の芸能の原点」という本を原書房から出している。