以前から今日は二年ぶりの「党首討論」があるといっていたので、午後4時にテレビで見始めたんだけれど、菅義偉はまったく国会の委員会での答弁と同じで、全くつまらない「あさって答弁」の繰り返しだった。なんと前回のオリンピックの時、私は高校生でした、なんて話を始め、アベベだ、ヘーシンクだ、東洋の魔女だ、と時間を食い潰した。
私は五輪の主催者ではない、とも繰り返した。「報道1930」で石破がいうには、主催者は開くまでもIOCであって、東京都は会場を貸すという契約になっているんだという。だから、東京都が「貸すことはできない」というと、IOCに賠償金を支払うことになるという。それだったらそれで、その賠償金を支払って辞めたら良い。そうなれば、世界各国はそんなことならば、もうオリンピックなんて呼ばないよ、ということになるだろうし、ひょっとしたら、IOCと全く別の大会を開こうという動きだって出てこないとは限らない。ここまで来たんだから、とことん金を遣っても良いからやってみれば良いのだ。国民は反対しないと思うな。
その会場貸し契約の中にはフォース・マジュール条項（「不可抗力事由」）がないのだろうか。パンデミックの発生は会場設営側の責任ではないはずだ。常識的な国際商契約には必ずこの条項がある。
この辺を解説してくれるマスコミはないのだろうか。日本の主要新聞社は今回のオリンピックのスポンサーになっているんだから、その辺を知っていてもおかしくはないだろうに。
