ほぼ足りてまだ欲 その先

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選挙

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 衆院選挙始まりました。
ここに書いていることを見れば、私が自公連立政権を忌み嫌っていることは自明でございますが、他にもいい加減なことをいっているだけの維新とか、真面目に政治に取り組むつもりなんて全くないN国のように、自民に取り入っているだけのグループも大嫌いです。
先日の日本記者クラブでの党首討論で、N国の立花孝志が「れいわ」を貧困ビジネス呼ばわりしましたが、ものの見事に逆襲を喰らっておりました。
挙げ句に立花某はその場で岸田文雄に「閣外で良いから協力させてね」と猫なで声を出しておりました。
噴飯物でしたねぇ。

うちの選挙区は悲惨です。
三人立候補。
自民と維新がいて、残りの一人が立憲民主党なんですが、これが前回の選挙では維新から出ていたという食わせ物なんです。
自民と維新を消すと、残るのはこいつだけなんです。
だったら危険か、といったらそうはいきません。こんな奴でも当選すれば、野党四党側の一人になるはずなのですから。悩ましいですねぇ。
今日候補者の掲示板を見たら、維新の候補者はまだポスターが貼られていませんでしたが、ひょっとして立候補やめちゃったのかなぁ。

悩ましいといったら、比例です。
日本共産党とれいわ新選組のどっちにするべきか悩んでいます。
東京比例ブロックでは多分日本共産党の方が比例で票数を稼ぐだろうという読みで、れいわにしようと思っています。

ここまで来たら、れいわの山本太郎が云っているように、国民に対する給付金を一刻も早く実施すべきだと思います。
先日の都庁下での食料配布は20分間に400人もの人が並んだといいます。
最近のこうした食料配布の列には、比較的若い人が目につくようになりましたし、女性が含まれています。
本当に困窮している人が増えているのが目に見える。
先日、自民党岸田文雄がどこかの「子ども食堂」を視察したというニュースがありました。
「視察」ですよ。
本来的には、国が給付金を出すべきであって、国がなにもやらないから、共助として実施されているのが「子ども食堂」です。
視察なんて要らないから、各家庭に給付金を出せという話です。

驚いたのは国立大学文系の学費が今や年間60万円平均だという話でした。
これでは私立の学費と大差ありません。
半世紀前は国立大文系の学費は、ほぼ一ヶ月千円で、年間一万2千円だったんです。
当時私立大文系は7万円くらいではなかったでしょうか。
いつからこんな具合になっていたんでしょう。
生涯学習という観点からでも、驚くべき学費高騰です。
かつて大学で学ぶことを諦めた人でも国立だったらいくつになってもいけば良いと思っていた人だっていたでしょうが、これでは考えちゃいます。

自公連立政権がやってきたことは、ことごとく、一般庶民から取り上げ、大企業に注ぎ込む、これでした。
この流れを変えたい。変えないと、もっともっと困る人が増えるばかりとなる。
国内市場は疲弊しています。
安いものしか買えない。
安いものしか売れない。

今回の選挙で、麻生太郎菅義偉が落選したら面白いのになぁ。あ、安倍晋三も。

 表紙がこんななので、何だかいい加減な本のように見えちゃうのが甚だ遺憾なんでございますが、畠山さんは選挙の隅々までも取材をしているフリーのジャーナリストです。この本を読んでいる途中ですが、これまで選挙が終わったら、その選挙のことを全く振り返ってこなかったことを深く反省しなくてはなりません。
 前回の都知事選挙の最終日に宇都宮健児候補は誰にも知らせることなく、ただ一人、都庁の前で最後の演説をしたんだそうです。そんなこと知らなかった。なぜ誰にも知らせなかったのかと云えば、COVID-19のさなかにみんなにお知らせしたら、人が集まってきて、密になってしまうから、というんですよ。あぁ、やっぱりあの人が都知事になっていたら、東京都は全く変わったのかも知れないと思うと、悔やんでも悔やみきれませんね。
 今田中康夫横浜市長選のあともtwitterで発信続けています。それ読めば読むほど、横浜市長は彼にやって貰うべきだったと思い知ることになります。
 この本、本当に読む価値あります。