ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

明日は休みだ!

 何しろ毎日が日曜日の生活を送っているから、曜日は病院のことでしか意識していなかった。だから、まさか明日が祝日だとは思っていなかった。今日、肺炎の注射を打ちに行こうと思っていたんだけれど、うまい具合にいかなかったから、明日でいいや、と思っていた。明日は病院も休みだ。

 上野広小路を歩いてバス停へ向かうのに、いつもの路地を曲がったら、反対側から、黒い上下の格好をした若い女性がにじり寄るように迫ってきて小声でなんかをいう。マスクをしているんだけれど、近寄ってくるからそれを避けるようにして「なに?」といったら「いまドラマを撮っているからチョット待ってくれ」というのである。なにをいってんだ、ここは公道だぞといおうと思った瞬間に、彼女の耳に差したイヤフォンに指示が入ったらしく「あ、どうぞ」というのである。そちらの事情かなんか知らんが、どうしてこういう撮影をする映画やテレビドラマの制作者は庶民を敵に回すような手段を講じるんだろうか。あたかも「素人はいうことを聞け」といっているようで、甚だ不快だ。映像に登場する、関わる連中は一般人より偉いのか。

 ふと気がつくと、JFKがものの見事に三発の銃弾を受けて即死したあの暗殺事件からちょうど60年が経った。今から考えても、あのスナイパーの腕は相当である。三発があちこちから撃たれたようなことを聞いたけれど、最後の一発は明らかに進行方向から撃たれていて、JFKの頭部を射抜いて脳漿がオープンカーの後方に飛び散り、ジャックリーヌが後ろのフードに乗っかってかき集めようとした。明らかにハリー・オズワルドは真犯人ではない。では真犯人は一体誰か。その決め手となる文書は公開されていない。

 あの日、私は慶應義塾大学三田祭落語研究会の寄席を見に出かけ、横浜駅での乗り換えの時に駅に貼り出された手書きの号外で事件を知った。しかし、そのままあの大学の三田校舎で落語を聞いた。

 ところで、ジャクリーヌはあれから、なんとギリシア人のオナシスと結婚した。なんでそんな展開になったんだろう。その理由を知らない。

 もちろん名前は知っているがまともに彼が書いたことを読んだことはなかった。昔のことを知りたくなったので、借り出した。

 「宮中某重大事件」とは別の事件である。