
なにがきっかけだったのか、もう全く思い出せないんだけれど、私は高校生の頃、リーダーズ・ダイジェストを取っていた。
ダイジェストで本を読んでしまうという思想がそもそも不遜だけれど、米国から始まったこの直接販売の本は、なんとなくアメリカのニオイがしたというのか、そんな気に成ったのかも知れないけれど、当時は流行ったのかも知れないなぁ。
その雑誌は全部捨ててしまったらしくて、手元には全く残っっていないけれど、記憶は薄っすらと残っている。
毎月送られてくるとその雑誌の間に必ず売っているものの宣伝が入っていて、買いたければ、それを引っ剥がして、そのまま投函すると発注が終わるというシステムになっていた。一度も買ったことはないけれど、その中にオムニバス盤のレコードなんてのがあって、いわゆるイージー・リスニングものの何枚か組、なんてのがよくあった。当時の高校生だった私は、そんな生ぬるい音楽なんて、とても耐えられん!というスタンスにいた。そんなアルバムをまともに企画する連中の顔が見たい、ってくらいだった。
それがどうだろう。今や、こんなCDがあったらほしいなぁと思うようになった。歳がなせる技なんだろうなぁ。売ってないかなぁ。
あっというまに5月が終わっちまった。