町村某が、民主党を中心とする野党が参議院で「運輸審議会委員への長尾正和氏、労働保険審査会委員への平野由美子氏、公害健康被害補償不服審査会委員への田中義枝氏」の人事に不同意としたことに対して「説明して貰おうじゃねぇか（本当はこんな口調ではないことをお断りしておく）」とコメントした。運営委員会のみで話すことにしている合意を町村某が知らなかったということか。もっとも、こうした参議院の勢力分布になっていることをなんら鑑みることなく持ち出した政府側の油断だろう。いつだったか忘れたけれど、各審議会の常任委員への報酬を聞いてびっくりした。審議して貰うのに厚く遇するべきだという考え方は理解できるけれど、少々度が過ぎる。それって、それならどれくらいだったらいいのかということになる。本当のことをいうと、功成り名を遂げた人ばかりなんだからボランティアで良いだろうと思う。いくら何でもという話であるならば毎回2-3万円で良いんじゃないのだろうか。一千万円を超えるなんて馬鹿げている。こんな新聞記事を見付けた。「たとえば運輸審議会の常勤委員になると、年間約1800万円が支給される。今度認められなかった運輸審議会委員の長尾正和さんの場合は、３年間の任期いっぱい勤めて退職金が374万円（紀伊民報(2007/11/16)。」
