ほぼ足りてまだ欲 その先

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どこかで

 社長・豊崎大推薦のコーマック・マッカーシーの今大評判の近未来小説(といっていいのかなぁ)「ザ・ロード」を読んだ。小説を読むことが滅多にないものだから実は小説の読み方に全然習熟していない。無意識でついつい、同じような表現の部分をとばそうとする。だから繰り返しで頭にたたき込まれてくるといったシーンが入ってこない。父親と息子という関係が非常に例外的だという状況が理解されていないと的確に捉えられないという状況背景がすぐに理解できなかった。これは多分に映画化に最適な小説なんだろうと思う。その点ではまさに現代的な小説というべきなんだろう。

ザ・ロード

ザ・ロード