完全に他者から自立した生活を送ろうとすると、人と接することができない。人と接するとその時点で何らかの形でその接した人に対して依存した形になってしまう。だから自立した生活を送ろうとすると全く他者から隔離された状態で暮らさなくてはならない。
そうはいっても何から何まで自分で作り出したものを使って生活をしていかない限り、必ずどこかしらで誰かしらに何らかの形で依存した生活を送ることになる。
つまり、人はどんなにあがいてみても、人はだれかしらに依存しないで生きていくわけにはいかない。だからこういうことを実行したらどんな人にどれほどの負担をかけるのか、ということを考えながら行動をしなくてはならないということになるのだ。それを私はすぐに忘れる。それでいながら他者に対してはそうした意識の遣い方を期待しようとする。もう、ずるずるなんである。