ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

夕飯

 かねて入手済みであった豚挽肉でシウマイにしようか餃子にしようか悩んだ末に年末に買っておいたモランボン(焼き肉のタレ屋さんじゃなかったのか・・・)の徳用餃子の皮50枚入りがあったことを想い出して餃子を創ることにした。
 しかし、なんといっても50枚もの皮があるわけで、これに見合うだけの餃子アンというのがどれくらいの量になるのか分からない。取り敢えずネギを一本刻み、生姜をこれまた一欠片刻む。そこに酒、ごま油、オイスターソース、砂糖、塩、豚挽肉290g(たまたまパックがこの量だった)サラダオイル、醤油を加えて充分にこれを練る。キャベツをがんがん刻む。しかし、それにしても少し足りないかもと思い、白菜も少々刻んだ。野菜はご覧のようにえらい量になっているけれど、これは塩を振ってしばらく寝かせてから布巾にとって思いっきり水分を絞り出す。こんなことをしたら野菜成分がもったいないという話もあるが、こうすると肉の脂分が野菜に染みこむんだという説もある。いずれにしても絞らないとアンが水っぽくなること請け合いだ。
 野菜もぎゅーぎゅーと絞ると驚くほどの水分が流れ出す。それはそれは流れ出す。絞った野菜の球と肉と薬味を混ぜたものに、今度は最終姿を求めて、まんべんなく混ぜ合わす。この時になっても量的に適量なのか、足りないのか分からない。それはもう良いのである。アンが足りなくなったら餃子の皮をスープに浮かべてしまえばよいのである。アンが余ったら今日のように、そのまま冷凍して次回に混ぜて使ってしまう。つまり、今日は余ったのだ。
 わが家では餃子の焼き担当はいつものように連れ合いなので、私が包むことに集中しておればよい。BSで16時からBS Japanテレビ東京系)で「大自然と多彩な都市をめぐる カリフォルニア絶景の旅」とBS日テレの「ヨーロッパ水紀行III 音楽の都ウィーン」を見ながら包む。ただひたすら、包む。
 なにしろわが家には小さな普通の家庭用フライパンしかないから焼き手は私が包むそばから焼いていくわけで、一発目が焼き上がった時にはこんな具合に焼き方前、完成体を愉しむわけである。食べてみるとあれだけ刻み込んだ生姜の風味が少ない。考えてみたらあとからキャベツ+白菜の量を増やしたんだから生姜ももう少し刻まなくてはならなかったのである。
 随分さっぱりした餃子である・・・これが焼き手の感想だった。