昨日の昼間のことだけれど、飯を食いに行く道すがら、歩いているとアジア系の20代と覚しき青年たちが4人向こうから歩いてきて、立ち止まってコピーの紙をのぞき込んでなんだかんだとやっている。道を捜している様子だけれど、若い連中なんだから直ぐにわかるだろうと通り過ぎようとしたら「すみません！」と声を掛ける。「なに？」というと、そのコピー地図の丸で囲んだ8番を指さす。それは割と知られた手打ちの蕎麦屋なんだけれど、アルファベットで書いてあって、挙げ句に私には直ぐには見えないほど小さくて、彼等が言うのはやっぱりちょっと発音が違っていた。「Japanese Noodle shopか？」と聞いたら「UDON！」といったから全員でなくても日本にいる連中のようだ。で、その地図をのぞき込んだら、その場所あたりに丸で囲んでない8番が打ってある。つまり彼等は⑧を捜してただの8に来ちゃったわけだ。
それを解明した時は頭抱えていたな。それでも若いんだ、歩いて行っても20分ぐらいだよ。
ロンリー・プラネット/TOKYOなのかJAPANなのか知らないけれど、あんな蕎麦屋が載っていることを知った。恐るべし、ロン・プラ。尤も、湯島の「シンスケ」がフランスのタイヤ会社の美味しい店・案内本に出る時代だからね。
