ほぼ足りてまだ欲 その先

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賭け事

 先日テレビを観ていたら、誰が言っていたのか忘れたけれど、「競馬ってのは昔は行っていたのは変な人ばっかりだったから」といっちゃったんだなぁ。その時に連れあいと私は思わず「そうそう、そうだったよねぇ〜」と相づちを打ってしまった。
 当時は、競馬に入れこんで家庭が崩壊するなんてのが良くあるパターンとして取り上げられていたものだったし、ひと目を盗んで馬券を買いに行く、というものだったよなぁ。浅草の六区や、新橋、新宿の南口からゴミだらけの道を降りていくというのが場外馬券売り場のイメージだった。
 今でこそ競馬は思いっきり儲けているJRAが次々にキャンペーンを打ち続け、佐藤浩市やら大泉洋、名前を知らない売れっ子とか何人も出てきて、さぁいけ、やれいけ、賭けろ、当てろ!と宣伝している。しかし、昔は競馬場やら、場外馬券売り場あたりは小汚くて、たばこ臭くて、酒臭くて、赤鉛筆を耳に刺したおっさん達ばかりのいつまで続く戦後の闇市がそのままのような状況だった。一体いつ頃からそれが変わってきたんだろうか。その分どんどんJRAは儲けて儲けて、今やあそこの職員はとんでもないほどの収入を得ていて、羨ましいっちゃありゃしない。
 うまい具合に金儲けをやる奴はみんなから搾り取るものだなぁ。なんだかこんな構造が原発体制につながっているような気がするよ。