昨日は一日東日本震災の日だった。頑張って元の場所に戻ってきて暮らしを再開するには様々なことがありすぎて、一筋縄ではいかないのが今度の災害+事件ではないか。私はずっと福島第一原子力発電所の放射能汚染拡大は「事故」でなくて「事件」だといっている。
あの福島第一原発は良くわからないことだらけである上に、現在の状況すら良くわかっていないのだから、これから先どんなことが起きて、どんなに長いことこの厄介なことが続くのかだって、ほとんど推察の域を出ていない。となれば人は常に最悪のことを考えてそれに備えることを皆に啓蒙する人が必要だ。そうでないと人間は面倒なこと、イヤなことからどうにかして逃げだそうとするのだ。
自分自身が正にその通りで、もしなんだったらみんな耳を塞いでしまいたい。何しろ政府、霞ヶ関は極力その責任の所在を誤魔化し続け、できるだけ気づかないようにするためにマスコミも完全に掌握している。その最先端はフジテレビであり、日本テレビ、そして産経新聞、読売新聞だ。
昨日のNHKの世論調査(ということにしているもの)を見ると、6割強がアベシンゾー自公連立政権を支持しており、参議院選挙でも自公が過半数を確保することが望ましいと思っているわけで、これは数字がほぼ一致する。
若者たちがどの様に反応するのか、真剣に若者だけの声をこれに関して聴いてみたいものだ。