8年前、ストーカー規制法違反の罪で有罪判決を受け罷免された元裁判官について、国会の裁判官弾劾裁判所が「法曹資格を回復する」決定をしたことが分かりました。
下山芳晴元判事（63）は、甲府地裁都留支部長だった2008年、女性職員にメールを執拗に送りつけたとしてストーカー規制法違反の罪で有罪判決が確定し、弾劾裁判で法曹資格を剥奪する罷免判決を受けました。
下山裁判官が罷免から5年以上が経ったことを理由に資格回復を求めたのに対し、弾劾裁判所は「資格を失ってから警備員などとして働き、社会奉仕活動をするなど地道な生活を送っている」、「過ちを深く反省し、弱者救済のために弁護士として社会に貢献したいという確固たる意志を有している」として、5月17日付けで法曹資格の回復を認める決定をしました。
弾劾裁判で罷免された裁判官はこれまで7人いますが、法曹資格の回復は4人目で、30年ぶりとなります。（TBS 2016年5月08日15:50）
緩いなぁ。
