今朝のラジオは（多分テレビもそうだろう）どこもかしこもバングラディシュの事件の分析だった。みんなかなり断定的に分析するんだけれど、そんなにわかってんだったら、こんな事件起きないだろうに。どうもかなり残忍な殺し方をしているらしい。何かがおかしい。
こんなに日本がバングラデシュのために尽くしているのに、なんでこんなことをするんだといういい方が広がっているけれど、それとこれとはまったく連動しない。どちらかというと日本の支援が日本企業オリエンティッドで行われていることが現地でどれほどの見方をされているのか、それの方が重要だ。
JICAは青年海外協力隊やシニア隊のように、地元に根ざした地味な部分とODAがらみで上から目線の支援があって、それが混同される恐れがある。協力隊で現地で活動した日本の青年たちは本当に頭が下がるような活動をしている。
外国から見たこの国の印象というものは一朝一夕では良くなることはないけれど、悪くなるのは簡単だ。
