ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

図々しい

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気持ちよさそうな写真は、本文に全く関係がありません

本来的には、PTAの役員とか集合住宅の管理組合の役員というのはもちろん無償ですよね。
だから誰かがやらなきゃならない役割なんだとわかっていても、できるだけやりたくないなぁと多くの人が心の中で思っています。
だからこそ、やってくれる人には感謝の念しかないですよね。
ボランティアとして奉仕して下さる方にはなにかでお返ししたいなと思います。
それで順番が回ってきたら自分も時間とエネルギーを割こうと思います。

それが不思議なことに、政治ということになると、突然やりたい人がドッと増えます。
選挙をやって「この人にやって貰いたい」という声が多い人になって貰うわけで、「やりたい」といっている人でも、あんまり「やって貰いたい」という声が少ないとやらせて貰えない。とはいえ、こんなにたくさん「やるよ」といっている人が出てくると誰がどんな人なのかわからない。
 どうして政治の世界だとみんなやりたがるんだろうか。だったらPTAも集合住宅の管理組合の役員もどんどん率先して手を上げてくれれば良いのになぁという点は不思議ですよ。
 つまり、お金が伴う世界だとわかっているからこそ、知らない不特定多数の人たちにわざわざ恥を忍んでお辞儀をペコペコして「清き一票を!」とか「男にして下さい!」とかいうわけ。
 そうしてお金が儲かる政治の世界の頂点が日本の場合国会議員らしい。なんてったってボーナス何百万円、コロナ手当200万円、献金だ、パーティーだと金を集めますよ。挙げ句にわざわざ東京に来て貰うんだからっていって東京の住まいまで提供される。本来だったら、つまりこの仕事もボランティアなんだったら、私たちはこの人達に東京で快適に暮らして貰おうとしますよね。しかし、金が儲かるからこそやっている議員諸君なので、ちゃんとその収入の中から家賃くらい払って貰いたい。それをなんでわれわれの税金から負担するのかなぁと納得できかねる。献金もない、パーティーも開かない、政党助成金もない、ボーナスなんてもちろんない、というのだったら喜んで負担するよ。そういう本当に頭が下がる活動をしてくれる人たちなんだったらね。