ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

五輪、円安、スマホ


 2020五輪といっていたやつが一年遅れたけれど、COVID-19に晒されながら、無理やり実行されて、後味の悪い思い出ばっかりになっちまったが、誰が悪いって、ありゃ五輪族と菅義偉、ま、ひいては安倍晋三小池百合子なんて連中が国民不在のまま、自画自賛やりたい放題の結果だった。それとおんなじことをまたぞろ、日本詐欺師維新の会が大阪で危険極まりない万博をやろうとしている。マスコミを統制してやばいことは表に出ないようにして、その時を乗り切れば、それで儲け終わりってやつだ。騙される国民こそいい面の皮。

 かつては困っているような外国人観光客がいると、声をかけてお手伝いをした。しかし、あの五輪ごっこのおかげで、あれからこっち、もう誰にも声をかけないことにした。なんでか。
五輪のおかげで、嘘のように中小の宿泊施設が乱立し、結果として、声をかけて探している施設を聴いたって、昨日今日できたものなんてこっちはてんで知らない。知らないものを教えてなんて挙げられない。つい昨日まで普通の民家だったところが、良く見ると「Hotel ◯🔽」とか「Ryokan ✗◯」とか書いてあるんだから、わかるわけがない。

 それにこの円安で日本は安いぞ、便利だぞ、観光地ずれしてないぞ、みたいな傾向があってどんどん世界中から人がやってきているから、もはや地元民よりも外国人観光客の数のほうがよっぽど多かったりする。地元の観光地にはもう何ヶ月も足を踏み入れていないといっても良い状況になってきた。

 それにほとんどの観光客はスマホを持っていて、それとにらめっこで歩いているから、困っているようには見えない。下手に声をかけても、英語も日本語も通じるかどうかわからないので、そうじゃないときはかえって邪魔をするような結果になりかねない。

 そんななか、明らかに日本人のおばさん、お二人が歩道の真ん中で立ち尽くしていて、思案投げ首だったので、思い余って声をかけた。おじさん二人だったら、決してしないけど。
 すると、その反応は近頃珍しいものだった。

「どこか、お探しですか?」
     「あ、そう!探してんですよ!何か、美味しいものを食べさせるところを探してんですよ」
 あまりの直球に一瞬怯んだよ! 一番賑やかな区域に行きましたか?とお尋ねしたら、行ってないってんです。そりゃ観光客らしくない。「どうぞ一回、あの向こうに足を運んでみてください!」とご案内した。本当に行ったかどうかは知らないけれど。
 実はとっておきの店があるけれど、自分だって入ったことがない。大体、地元で飯を食うってことになったら、まずうちへ帰るよ。

 今日は途中のスーパーでベチャベチャな天丼を買ってしまった。大後悔時代である。