ほぼ足りてまだ欲 その先

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麻生の経済政策

 大金持ち麻生太郎の経済政策は無記名国債にしろ、贈与税減税にしろ資産を持っている一族の資産を如何に囲い込むかという効果を求めてぶち上げているとしか思えない。彼のマスコミ対応にしても「真摯」な姿からはほど遠い。
 「なぜ高齢者は資産を離さないのか」を究極的に考えたら、老後がどうなるかわからないからに他ならない。まず、システム的に資産を離しても安心して最終的な姿が補償されていけば、これを遣っていくというスタイルが生み出されるはずだと思う。そしてそれがフェアな形で実現できればそれを支持しないではいられなくなるはずだ。
 その上で、資産を離さなくてはならないシステムを打ち出す必要がある。
 無記名国債は追求されない形に資産を隠す術となりはてるだろうことは全くの話明確だ。贈与税減税に至っては「家を何軒建てても良いじゃないか」という説明は第二世代名義にして家作を確保させるということにしかなりはしないだろう。住宅産業は未来永劫生産されていく産業なのかどうかを見極めていく必要だってあるはずだ。住宅産業についていえば、ここまで普及してきた集合住宅のその後対策、或いは超高層集合住宅のメンテナンス、再開発を何も考えないでめったやたらと許可してきている現状をどうするのかという観点の議論が真剣にされているのかという点についても危惧を覚える。
 やるべきことに真剣に対応することもせずに目先だけの対応に終始する政治屋風情に私たちの生活を預けるのは我慢が成らない。

 と、ここまで歯を噛みしめながら書いてきて、昨日来られていた方のお話を想い出した。その方の旦那さんもテレビをご覧になりながら「だからおまえには任せられやしねぇんだ!」と檄を飛ばしておられるのだそうで、夜な夜な同じような景色があちらこちらで見られているようだ。じゃ、変えましょう!