ほぼ足りてまだ欲 その先

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落語会

 友達から近所のお寺さんで落語会があって、その前座で唄うから来ない?というご招待をいただいて伺った。町会が年に一回そこのお寺さんで開催している落語会。二人でお伺いしたら、このお寺さんはうちの娘の同級生のうちだった。ご住職の法話があって、それが食育のお話だった。
 さて、それからが友達のユニットの唄。年齢層に会わせて昭和15年の唄から始まり、昭和34年の唄で終わるという、実になんとも昔を思い出させるというにくい演出。後での反省会で「君たちは充分に特養慰問隊を組める」とけしかける。みんな私より5-6歳から一回り若いっていうのに、なんでこんな唄を知っているのかと。
 落語は志ん五師匠。ずいぶん久しぶりにお伺い。なんと前座話と「つけ馬」の二本立てである。この人の与太郎噺はいくらも聞いたことがあるけれど、今日は地元にあわせてこの噺。端々に志ん五でないと考えられないセリフが出る。この人生まれは清川だって。しかし、お寺さんで郭噺って、どうなんだろうか、と笑う。
 撥ねてからみんなでもちろん呑みに行く。話が咲くわ、咲くわで途切れることがない。とうとうまた午前様。しかし、みんな元気で楽しくてまたまた力をいただいた。人前に出るとなんでこんなに楽しいのだろうか。あぁ、やめられない。