ほぼ足りてまだ欲 その先

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中国とビルマ

 昨日のテレビのニュースを呆然と見ていたら、こんなことを。

 中国の胡錦濤国家主席が北京の人民大会堂で、ミャンマー軍政トップのタン・シュエ国家平和発展評議会議長と会見。「国際情勢がいかに変化しようと、善隣友好を発展させることは変わらない」と述べ、タン・シュエ議長も「経済貿易面での協力のレベルを高めたい」と応えた。軍政が民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんを排除して進める11月の総選挙についても話し合ったとみられる。
 両国間では、パイプラインが正式に着工し、ミャンマー沖では天然ガスの産出も進んでいる。中国は軍政との緊密な関係を維持し、エネルギーの安定供給につなげたい思惑がある。(2010年9月8日22時51分 読売新聞)

 要するに天然ガス狙いで、中国は平気で人権無視、アウンサンスーチーを閉じ込め続けているビルマの軍事政権を支持しているのである。そもそも「ミャンマー」という国名変更自体、許し難い軍事政権で、金にさえなりゃなんとでも手を繋ぐのが中国政権なんだということを証明しているようなもんだ。とんだ社会主義国家だよね。天然ガスのパイプラインにだって、既に着工しちゃったのだから、許し難い。とんだ山崎屋である。「そちも悪じゃのぉぉぉ〜!フフフフ」