ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

これは弾圧だ

 東京電力放射線汚染水を海洋投棄すると宣言した深夜の記者会見で東電のプロセスを明確にしない体制、責任者の存在を明確にしようとしない会見に怒って猛烈に抗議したフリー・ジャーナリストで弁護士の、NPJの日隅一雄が合同記者会見の場から排除されていた理由について、細野事務局長は「東電との間の訴訟案件で原告の代理人をしているということが判明したのでご遠慮戴いた」と述べた。
 では、その訴訟案件というのがどんなものなのか、と思ったらこちらでご本人が説明しておられる。

  高圧線下の土地については、高圧線が存在することによって利用制限されるため、一定の補償が支払われている。 原告らは、昭和56年ころから、那珂市内で牧場を経営してきたところ、補償費については周辺は同額という東京電力の説明のもと、 送電線路架設契約を締結して、当初1平方メートルあたり年額27円、平成11年から同49円を受け取ってきた。
  ところが、平成18年に、隣地で同200円が支払われていること、さらに近隣では同300円が支払われていることが判明した。そこで、東京電力に遡って値上げするよう求めたが、東京電力は将来分についてのみ増額する旨通知してきた。
  原告らは、高度の公共性を有する東京電力の姿勢に堪えかね、提訴することとした。

 これでどうして福島原発事故の記者会見場から排除されたのか、理由が見つからない。