ほぼ足りてまだ欲 その先

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おいおい!

 時事通信が16日のうちに書いていたように元不良小説作家の「太陽」は傍若無人元弁護士の「維新」に吸収されることになった。お笑いだ。
 慎太郎が代表になり、橋下が代表代行ということになるんだそうで、なんでもいいから好きなようにやったらいい。
 慎太郎は前日共同記者会見をやった河村「減税」をものの見事に裏切って、手を握った翌日にそれを反故にするという無茶苦茶ぶりだ。自分が生き残るためだったら何でもやるわけで、彼が国会議員になったってその方針に変化があるとはとても思えない。この手の懐古派全体主義政党はまさに昭和前期に国民をミスリードした、あの感性に訴える。どうもこの国の国民はそうした「引っ張る」「ストレートにものを言う」という品性下劣で自己中心的な考え方が好きなようで、恐ろしい。あの時代を覚えている人はまだまだいるはずで、そうした人たちの声でこの集団を暴いていって欲しいと思うのだけれど、懐古派の動きに乗ってしまいかねないのが心配だ。

 国会議員団代表には太陽の平沼赳夫共同代表を起用。松井一郎幹事長(大阪府知事)と、浅田均政調会長は続投。(ウォール・ストリート・ジャーナル日本語web版 2012年 11月 17日 19:22 JST

 郵政民営化に反対していた「たちがれ」の連中が何でも民営化主義の竹中平蔵とどう折り合いをつけるというのだろうか。それにしても機を見るに敏な竹中平蔵のことだからそんなのはどうとでもしてしまうということなのか。
 基本政策8項目というのが発表されたのだそうで、「強くてしたたかな日本」を作ってくれるんだそうだけれど、それっていうのは具体的にいうとどんな「日本」なんだろう。

中央集権体制の打破を目指し、橋下徹大阪市長が主張した消費税の地方税化と「税率11%」、地方交付税の廃止を明記した。脱原発依存の主張は大幅に後退した。
 環太平洋連携協定(TPP)交渉参加と農業の競争力強化策を掲げた。エネルギー政策では、原発の廃止時期は明示せず、安全基準などのルール構築と、電力市場の自由化を盛り込んだ。(東京新聞=共同2012年11月17日 22時46分)

 TPPに参加しながら農業競争力強化とはいかなる方法なのか具体的に教えて欲しい。これを見ると「維新」は原発推進ということだろう。基本的に「国民目線」に立っているわけでないことが明白。

追記:

減税日本という名前がよくないのであれば、変えてもいい」と述べたうえで、あくまで第3極の結集を目指す考えを強調(NHK web版11月17日 22時21分)

 もう未練たらたらだよ。小松政夫演じるところの「ねぇ、何が悪いの!?おせぇて、おせえてぇ〜っ!」状態である。もう「政治家」と名乗ることを禁ずる。