もうどうしようもなくて、自棄のやんぱちであとはどうなろうとかまやしないや、となったらあとは無敵なのかと思ったら、あとは周りにいる奴にそのはけ口を求めるという行為に出てしまう人たちが跡を絶たない。その出方がゆっくりとな場合、非社会的組織に身を沈めて乱暴者になるということがあるけれど、急に出てくると周辺に対してめったやたらと乱暴を及ぼす。野宿者を殴り殺した奴だとか、見たこともない相手に刃物を振り回したりする。バイクで乱暴に走り回る連中だってその現れ方のひとつだろう。
もう失うものがないんだから、あとは頑張るしかないんだ、とそっちへ向かう人たちと、こっち側で乱暴を振り回す輩との違いはいったい何だろうか。
日本は世界一治安が良いんだと誇って歩いていたら、ばっさりやられちゃうんじゃ目も当てられない。
