ほぼ足りてまだ欲 その先

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アイスランド

 テレビに顔を出さない日はないんじゃないかと思うような池上彰が「アイスランドという名前にしておけば、そんな場所は行きたくないよ」と思うだろう、国の守りに有利だからそういう名前にしたんだ」といっていた。
 私が聴いたのは全然違っていて、ノルウェー人がやってきて、領地にしようとしたんだけれど、一年いたんだか、何年いたんだか知らないが、さんざん辛い目に遭ったので、こんなところ、ろくなところじゃないと、アイスランドと名付けたんだというものだった。
 どれが本当か知らないけれど、私が行ったときには32万人しか人口がいなくて、その直後に経済危機に陥ってしまったアイスランドは、良くまぁ、あんな短期間でもち返すものだと驚いた。
 その後だって、氷河の下から火山が噴火して、その火山灰が飛び散って、欧州の飛行機ダイヤはむちゃくちゃになったりした。
 言葉も北欧系の言葉だけれど、やっぱり他とは違っていて、想像がつかない。それでも大規模な滝があちこちにあって、これまで見たこともないような景色の連続で、面白い。氷河が流れ出している湖で拾ってくれた氷をかじってみた。たったこれだけのことでも感動を生み出すような自然に充ち満ちている。みんな大学は外に出て行くんだそうだ。そうだろうなぁ、この程度の人口で大学作ったってそんなに学生いないもんなぁ。小さい国ながら、いや、小さな国だからこその話題に欠かない。