韓国の文喜相国会議長がブルームバーグのインタビューで発言したことが日本の報道では大きく取り上げられていて、特に反韓新聞の産経とNHKの論調がほぼ同じで激しいらしい。「日本の戦犯の息子である現天皇が元慰安婦に謝罪したら全て終わる」発言に端を発して、日本の政権が「無礼だ、撤回謝罪しろ」と反論。今度はこれに対して、文議長が「無礼とは盗っ人猛々しい」と発言したとされている。
なにしろブルームバーグのインタビュー全文を報じる日本マスコミはないし、その後の「猛々しい」発言も全文がわからない。ブルームバーグのインタビューは全音声が公開されているんだそうだが、私はまだ見つけていない。記事はこちら。
これは非常に危険な様相を呈している。どんどんマスコミ、上記反韓系を中心に、煽りまくっているから、この断片的発言は固定化されていってしまう。そのままネトウヨがこれをどんどん煽っていくだろう。誰かが文議長の発言をそのバックグラウンドを含めて分析しないと危ないことになる。
反韓の気分を煽ると一体誰が得をするのかを考えてみる必要もある。