いやぁ、迂闊だった。今の今まで墓っていうものはそのうちの直系家族のものと限定しなくちゃならんものだとばかり思っていた。ところが、先日、遠いところにあるわが家の墓参りに行った時に、墓石にふたつの家の名前が彫ってあったり、家の名前なんて書いていないで、他のことが書いてあったりするものがあることに気がついたということは書いた。
ならば、うちの墓は親父おふくろしか入っていないんだけれど、姉の家も同居することにしたらどうかと思った。問題はいくつの骨壺を入れられるのか、という点だけだ。いや、骨壺だって、なにも形だけだって良いんじゃないか、という気にもなってきた。姉の夫婦にそんなことをいってみると、そりゃ嬉しいなぁといっていた。わが家のふたりの子どもに聞いてみると、ふたりとも子どもがいるわけじゃないから、自分で途絶えることになるなぁと思っていたから、そりゃ願ったり叶ったリだという。姉のところにはふたりの子どもにそれぞれ孫がいる。コンセンサスは得られたから、あとは霊園にいって墓石を変えるだけかな?