ほぼ足りてまだ欲 その先

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落語会

f:id:nsw2072:20190803231017j:plain:w240:left 年に一度の鰻屋での金原亭馬生師匠の落語会。前座見習いの駒介が「たかさごや」をやるんだけれど、これが人前でやり慣れているんだろうなという語り口。去年の9月から見習いをやっているらしく、いくら何でもこんなに長いこと見習いやっているなんて驚いた。そんなに前座が滞っているんだろうか。去年馬生師匠のところに新しい弟子が入ったらしいと聞いていたのはこの駒介だったんだと知る。この案配じゃ、落研出身だろうか。三木助や馬久の前座の時のことを考えると、そうじゃないかなと。
 いつもこの落語会では高座を撮らして貰っていたので、そのまま撮っていたら、つれあいが赤外線が師匠に当たっていたと聞いて、驚いた。終わって師匠に深々とお詫びを申し上げた。こういう落語会でも、油断しちゃいけないんだなぁ。
 演し物は「景清」で、実は私はこの噺を生で聴いたことがない。多分「麻のれん」なんかと同じように、視覚障害者が主人公だからじゃないんだろうか。多分この噺は関西の噺らしい。
 お鰻を戴いてから、みんなでライオンに入っていっぱい。今日の銀座はやけに浴衣の人たちがあっちへ行ってもこっちへ行っても遭遇する。ここにも若い女性からお爺さんまで浴衣姿の人がいる。若い女性の浴衣姿を見るのは良いけれど、お爺さんの浴衣姿を見ると、浴衣の柄にもよるけれど、なんだか病院の面会にいったみたいだ。「浴衣で銀ぶら」とかいうイベントなんだそうだ。私は浅草で良く見る「レンタル浴衣」なのかと思った。
 そこでふたり失踪者が出て(逃げられたというのかな)残りの7人で東京駅ちかくまで行くと、目当ての店が開いていないんだけれど、隣の店がビールの中ジョッキが240円と書いてある。入った時は先客がひと組だけだったのに、出る時にはもう満席になっていた。みんな良く知っているんだなぁ。
 最後は珈琲で、年に一度の仲間と旧交を温めた。