面と向かって多くの人たちに絶賛された当の本人というのはどんな気持ちなんですかね。というのは私は見てはいないので良く知らないのですが、土曜日の皇居前広場では、なんでも全国各地から様々なお祭り連中が集まって天皇皇后の就任〔っていうのかなあ〕をお祝いしたんだそうですね。奉祝というんだそうですが、これってお祝い奉るわけですよねぇ。奉るが気になるなぁ。それはともかく周囲では万歳万歳の嵐だったそうです。これってなにを意味しているんですかね。このご夫婦の弥栄を願い奉るってことなんですかねぇ。「万歳」ってどういう意味なのかがとっても曖昧でいやな気持ちが致します。というのは記憶に残っている万歳というのは敵を打ち負かして占領したときの「万歳」とか天皇を神として崇め奉ることによって国民を全体主義に駆り立てた、あの東條英機の金切り声の「万歳」だったりするからです。
結局この国はあの路線が好きなんですかねぇ。全国民一丸となって突っ走るんですかねぇ。怖ろしく、怖い「万歳」に聞こえてしまいます。それがエンドレスに繰り返すなんて恐怖以外の何ものでもない。
