ほぼ足りてまだ欲 その先

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関西電力

 ニュースで第三者委員会が最終報告書を発表したことを知った。関西電力は全文を公表していて、だれでも同社のサイトからダウンロードすることができる。それにしても全文読むのは結構かったるそうだ。
 新聞がまとめていたけれど、だいたい新聞が報じているのはこんなところ。

関西電力が実施いたしました社内調査で判明した23名の金品受領者以外に、本調査によってさらに52名の関西電力、および関西プラント、および関電不動産開発の役職員が、森山氏または同氏と関係が深いとみられる企業から金品を受領していることが判明しました。従って、これを合計いたしますと、75名ということになります。その受領した総額は約3億6,000万円

 もう今や国家予算のことを報じる記事や、コロナ対策の金額なんぞを聴いていると、3.6億円なんて、たいした金じゃないような気がしてくるけれど、これが賄賂なんだから、ぐるぐるっと巡っているが、実は関西電力の電気料金から産み出されているんだと思うと、電力会社って大儲けで、濡れ手に粟なんだなぁ、絶対に損しないよなぁと羨ましい。羨ましいが、世の中、きっとこんな具合に悪い奴が横行しているんだろうなと思わないわけに行かない。
 先日の安倍晋三記者会見・その2も最初から仕組まれていたやらせだと西日本新聞が書いていて、世の中は悪い奴らに充ち満ちているんだなぁと、また腹が立ち、なんの心配もない爺さんだったはずなのに、ストレス食いに走ってしまいそうで、うすら怖い。

問題はこれだけじゃない。

2011年に起きた東京電力原発事故のあと、関西電力原発の運転を停止したため業績が悪化し、この間、役員報酬の一部をカットしていました。
その後、関西電力は退任した役員18人に対して総額2億6000万円をひそかに補填していた
NHKニュース2020年3月17日 5時18分)

 驚いた。これでは当時カットした役員報酬はいったい何の理由でカットしたのか、意味が不明。しかし、どんな費目でそんな金が工面できたのだろうか。それが工面できるだけの裏金があるということなのか。これも電気代だから、消費者負担だということだね。こんなのありかな?