ほぼ足りてまだ欲 その先

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面倒くさい

 結局、今の政権が対峙しているであろうと期待するCOVID-19対策というのは、「面倒くさい」の一言に尽きるような気がする。大したことがないのに騒ぐなよ、え?そうさなぁ熱の37.5℃も4日以上続くようだったら、かかっているかどうか見てやるよ、面倒くさいなぁ。なに?その間に死んじゃった奴がいる?だから、具合が悪けりゃ、そういえば良いだろうに、云いもしないで、死ぬなよ、面倒くさいなぁ。
 検査は民間でもやろうとすれば出来るだろうが。こっちは東京にいて、あちこち見ていられないんだから、それぞれの自治体で、対応しろよ、面倒だなぁ。
 そんな具合にやっているような気がする。加藤勝信は自分はどんなことを聴かれても、どんなにしてでも逃れるだけの頭の回転の良さと弁舌を持っているんだと自己過信している。だから、37.5℃+4日間だなんて,勝手にそう解釈していただけで、そう云うのを誤解と云います、位の言いっ放しだ。菅にしたって、安倍晋三にしたって、なにを指摘されようと「それは当たらない」と根拠を示さずに云えば終わると思っている。
 だから検査の数にしたって、感染者数にしたって、退院者数も、はたまた死亡者数も、なおざりにしているものだから、いつまで経ってもその全貌を国民にあからさまにすることができない。というよりもする気がない。
 こんな連中を目の当たりにして、自分たちが最後まで無事に逃げおおせることができるように、黒川を検事総長に据えようとしている。そんなの、黙って見ているほど、私はお人好しではない。