ほぼ足りてまだ欲 その先

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古本通販

 もうさ、本屋にいかれないもんだからさ、欲求不満が高まってきちゃってね、探し出しては、Amazonでほしいものリストに上げてんのよ。これ、キリがなくなりそうでね。しかし、古い本は古本で探すしかないわけだけれど、これも各地の様々な古本屋さんが送ってきてくれるんだけれど、それぞれが送り方に工夫をしていて、面白い。なんちゅうことのない渋封筒みたいなもので送ってくれるところもあるし、自分のお店のビニール袋を作っていて、それで送ってくる店もある。ラベルがべっちゃりなので、そのままゴミにして出すわけに行かない。結構こっちとしても手間がかかるのよ。
 今日は二冊届いた。

なでしこアメリカに咲く

なでしこアメリカに咲く

 どこで見つけたのか、もう思い出せないのだけれど、ひょっとすると戦争花嫁関連図書を探していたときに引っかかってきたものかも知れない。この著者は戦争花嫁ではないけれど、終戦からしばらく経って、駐留軍のオフィスで仕事をした人で、その後、米国に渡り、米国人と結婚をして、大学で勉強をし、サンフランシスコ州立大の教授となったひとだそうだ。彼女は駐留軍で働いている間に米国人の男性と知り合って、結局、留学渡米後に彼と結婚したのだから、戦争花嫁の境遇に、かなり近いといえないことはない。第17回日本自費出版文化賞入選作品のひとつとされているから、自費出版のようだ。
 ちなみにこの著者はわが高校の前身である高等女学校の出身。

 保阪正康との対談が掲載されているので入手。一部、二部と対論が掲載されている。保阪が孫崎との共著が出るかも知れないといっていたのは、これのことか。