ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ハンバーグ

f:id:nsw2072:20211203031234j:plain:w360:left 散歩をしているうちに、昨日のテレビを思い出して、「そうだ、今日はハンバーグを焼こう!」と思ったわけ。
前回いつ焼いたのか思い出せない。
近所のスーパーで、ちょっと安めの合い挽きと、ちょっと高めの合い挽きを合計400g買ってきた。
タマネギは次回からはあらかじめ炒めておこうと、また今回も反省したんだけれど、次の回には多分もう忘れているだろう。
タマネギと椎茸をみじんに切って挽肉連合軍に合わせる。もちろんパン粉も牛乳に浸して入れた。
やや、ナツメッグがほとんど空だ!どうする?といったら、ちゃんと買い置きが出てきた。
これぞ台所方の真髄であった。
で、結局のところなんだが、やっぱり味付けが薄かった。
もっとスパイスを利かせて塩味も効かせて練れば良かった。
次回はそうしようと思うのだけれど、その「次回」が来たときにはまた忘れているんだろう。

乾物屋さん、荒物屋さん

 荒物屋さんは辛うじてまだ生き残っているんじゃないかという気がするが、もう近所には見当たらない。
寒い季節になると、思い出すのはやっぱり湯たんぽだ。
うちは、あの楕円形の波状になったブリキの湯たんぽだった。
それを手製のネルの生地で作った袋に入れて、自分の寝床に持ち込んだ。
だから私の臑には、今でも低温火傷の跡があちこちに残っている。
もう残っていない実家の、茶の間の天井板には、火鉢に載っけておいたブリキの湯たんぽからお湯が吹き出た跡が残っていた。
電気あんかというものを売っていた記憶があるけれど、わが家では採用にならなかった理由はなんだったか覚えていない。
そういえばゴム製の口がベロンベロンした氷枕も荒物屋さんの担当だ。
今では「ピタット」みたいなものでドラッグ・ストアの担当だ。
風邪を引いて、熱が出ると、冷蔵庫の氷を入れた氷枕に、なぜか手ぬぐいを巻いて頭を載っけると気持ちよくなって寝入ったものだった。
それにしても、なんで子どもはあんなにしょっちゅう熱を出したんだろう。

乾物屋さんはもうさすがに見ない。
鶯マメのような甘く煮たマメというものはもっぱら乾物屋さんの担当だったなぁ。
経木を丸めて、そこに百匁入れてくれた。
年末になると、新巻の鮭がぶら下がるのも乾物屋さんだった。
今はフジッコがほとんどの煮豆を担当しているんだね。