ほぼ足りてまだ欲 その先

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参院選挙

とりあえず枠は増やしました

 いよいよ明日が告示日で、賑やかな街頭演説が始まるんだろう。東京選挙区は定員6名だけれど、噂によると30数名の立候補があるらしい。そのおかげで、ポスター掲示板が作られて、後から板が付け足されて39番まで出来ている。良くもまぁそんなに供託金を集められるもんだと驚く。比例候補になると、これが600万円だと聞くと、びっくりだ。宝くじが当たったら(いつまでもこれだ)一度立候補してみても良いかもしれないけれど、この歳じゃ選挙運動はもう出来ないな。青島幸男型、何にもしないってやつか。でも、それだったら1票しか取れないか。

 冗談はさておき、高市早苗の「日曜討論」での「消費税は全部社会保障に注ぎ込んでいる」んだから、文句言うなをみていると、こんな大嘘を聞いても自民党に投票する人がいるのかよ、と言う気にはなるものの、多分、とても頭にくることだけれど、自公維+国民が過半数を占める議席を獲得して終わるのではないか、と言う気がする。
 日本の有権者のうち、投票に行くのは三割いれば上々で、ほとんどの有権者は、こんな物価の高騰やら賃金が上がらないなんてのは一過性のもので、この日本という長い歴史を持つ国がいつまでも苦しい状況にあるわけがない、お天道様が回っている間は必ず開けてくるんだ、程度の認識で、この政治構造を変える、なんて気持ちはどこ吹く風である。ウクライナの戦争だって、直接生活に関係があるなんて思ってもいないし、そのうちアフガニスタンのように収まるんだよと楽観視している。
 危機感なんて持ってもいないし、テレビのニュースを見ていたってコロナだって感染判明数がどんどん減ってきているし、政府はちゃんとワクチン接種をタダでやっているんだし、もう、街を歩いたって、マスクなんてしていない人は増えてきている。危機感のへったくれも、街では語られていないじゃないか。
 こんなもんです。いくら山本太郎が街頭での演説で、このままだと知らないうちに知らない税金がどんどんどこかに持っていかれちゃいますよ!と力説したって、全然実感しないよね。それよか、テレビがいうように、中国がロシアのように台湾に侵攻してきたら、すぐさま日本に奴らは上陸してくるんだから、核を持っていないとやられちゃうぞ、と「先手必勝」をいう高市早苗岸田文雄が必要だと思っているくらいだろう。

 私はもう後期高齢者だから、余命ポイントも大変少ないので、そのうち維新の連中に槍玉に上げられて死を迫られるようになるんだろうけれど、若い人たちは選挙に行かないんだったら、さっさとこの国から離れた方が身のためだ。