なにしろ初版4万部だぁ〜!と著者本人がラジオで豪語していたからというのもあるけれど、癌と闘いながらラジオ出演を積極的に続ける森永卓郎の応援の意味もあって、これだけは図書館から借り出すのを待つのではなくて、自分で買おうと思っていた。
ジャニーズと財務省の件は森永卓郎が語るのはわかるけれど、日航123便事件について彼がなんで語るのかと不思議だったのだ。彼は元日航の社員でこの事件について何冊か著作がある青山透子氏を取り上げ、かつてのニュース・ステーションの特番に言及し、明らかにこれは事故ではなくて事件だと書いている。かねて青山透子氏の著作を読んでなぜこの著作が多くの人の注目を浴びないのか、不思議でならなかったけれど、考えてみたら、自衛隊、そして国がこれを虱潰しに潰してきてもおかしくないわけで、触れるマスコミもほとんどいないのだから注目を浴びるわけがない。
国は森永卓郎の指摘に対して極力無視を決めるだろう。しかし、細くても未来永劫これを伝えていくのは、JFK事件とともに絶やしてはならないのだ。