ほぼ足りてまだ欲 その先

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ALPその後

 オーストラリアの与党労働党は27日、首都キャンベラで議員総会を開いて党首選を実施し、過半数を得たギラード首相(50)が続投を決めた。ラッド前首相(54)との一騎打ちを制した。政権も維持するが、支持率の低迷に党内対立が追い打ちをかけ、野党の激しい攻勢にさらされそうだ。
 党首選では、上下両院の計102議員が投票。ギラード氏が71票を獲得する一方、ラッド氏は311票にとどまった。(朝日新聞 2012年2月27日15時6分)

 もちろん大人の社会だから、敗れたケヴィン・ラッドは「ギラード首相の下で、次の総選挙に向けて力を尽くしたい」といったとこの記事は書いているけれど、そんなことはケヴィン・ラッドは思ってもいないんだろうけれど、きっちりと負けてしまった以上こう云わざるを得ないし、それが民主主義だろう。
 それで、売られた喧嘩をきっちりと始末してみせるところは気分がよい。これがだらだらと見えないところで力が絡み合い、挙げ句の果てに、検察庁まで巻き込んで、ライバルを陥れ、葬ることばかりに日々を過ごしている日本の政界が、いくら米国に振り回されているとはいえ、いつまでもこんなことを続けているのはあまりにもお粗末すぎる。

 いつのどこの報道だったか忘れたけれど、日本からでていた世界各国への亡命申請はほぼすべて却下されているらしい。