ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

もうひとつ

 5人の委員で構成される原子力規制委員会は、メンバーの人選次第では、極端な規制や「原発潰し」に向かって走りかねないからだ。そうなれば、誰も規制の暴走の手綱を締められない。
 規制組織は、安全性の確保と向上を大前提として原発の利活用の遂行を確認するのが、本来のあり方のはずである。脱原発至上主義のための規制装置としてしまう愚は、何としても避けたい。
 現在の原子力安全・保安院の破綻は、誰の目にも明らかだ。新たな規制組織を設置しなければ、関西電力の大飯3,4号機をはじめとする原発再稼働問題も解決しない。ストレステスト(耐性検査)の審査も前に進まない。(msn産経ニュース・主張・2012.5.31 03:13)

 産経が自民・公明が提案している原子力規制委員会を批判している。「脱原発至上主義のための規制装置としてしまう愚」と書いている。脱原発は「愚」だといっているのだ。
 この価値観の方がまさに狂っていると表現するべきスタンスである。これはこの新聞がマスコミというジャンルには留まっていないということを表している。フジテレビは国民総白痴化機関であり、産経新聞は国民から地球を搾取するための洗脳プロパガンダ機関だと認識するべきだろう。