国内のことなんだから外国から文句を言われる筋合いはないんだというスタンスに立つのは、アナログ時代だったらそれでも許されたかもしれない。どう許されたのかというと、情報の伝播が非常に遅かったからだ。
けれど、何でもかんでもどんどん国外に流れていく時代にあってはそれではもはや許されなくなってきた。
でも、その速さを自覚できずに、それについて行けない層はある程度、いつまでもいる。しかし、それが政府そのものだったり、国のマジョリティーだったらそれはもう悲劇以外の何物でもない。それが今のこの国の現状ではないか。