ほぼ足りてまだ欲 その先

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2月11日

 昨日のことを今頃いうのは遅いじゃないか、手遅れだぞという声が聞こえております。しかしながら、ほんの先ほど、トイレにぶら下げてあるカレンダーを見て気がついたのですが、昨日の旗日は「建国記念の日」と書いてあって、「建国記念日」ではないのですよ。あれっ!っと思って、こりゃどういうことだよ、と思って、いつものようにネット検索に頼ってみたんです。どうすりゃ良いのかなぁと逡巡しながら、ただ「建国記念日建国記念の日」と打ったら、自動的にGoogleくんが「〜の違い」としてくれて、なおかつまさにそのままにお書きになっておられる方がおられて、一発で氷塊です。
 つまり、「建国記念日」ならその日が建国された、まさにその日だけれど、この日に選定した「紀元節」だったわけです。だけれど、その紀元節てのは、ま、はっきりいって神話ですよね。だいたい天皇制の万世一系ってのがもはや神話ですし、昭和の初めに天皇制を神格化して戦争に国と国民を引きずり込んでしまった過去を抱えていますから、戦後の一億総反省の流れがこの日をそのまま「建国記念日」としてしまうのには大きな抵抗となっていたわけで、この日を旗日にはして、残しはしたかったけれど、その抵抗を交わすために「建国記念の日」としたわけですね。だから、この日に明治神宮で神輿を出すだなんて行事は全くの話おかしな話でございますよ。なんせ天皇制、そしてその礎、万世一系が神話ですからね。神話ってのももはや意味不明になりつつありますね。神の話ってなんだよ?って訳で。
 ま、この旗日は他の日にしても良いわけで、本来的にはこの国の「建国記念日」はサンフランシスコ講和条約に署名した9月8日にしたら良かったですねぇ。