生まれて初めて食べたハンバーガーは多分六本木にあった「ハンバーガー・イン」でした。タマネギが挟んであっただけだという話を聞いたことがありますが、あんまり覚えていません。それまでにももちろんハンバーグそのものはいくらでも食べましたから、それをパンに挟んだものに物珍しさがあったわけではありません。アメリカで初めてハンバーガーを食べたのは1970年8月のことで、多分結構良い値段だったような気がしますが、いわゆるコーヒー・ショップという奴で、カウンターに座って食べました。あまりにも大きかったのでどうやって食べたら良いのかと思っていたんだけれど、ナイフとフォークがついてきました。で、友達にこのフォーク&ナイフはなんだ?と聞いたら、それで半分に切って、半分になったバーガーを手に持って食え、と教えてくれた記憶があります。
銀座の三越の、晴海通り側に日本で最初のマクドナルドができたのは1971年7月20日だそうですが、その時私はもう東京にいなかったので、開店でどう話題になったのか、というのは記憶にありません。しかし、当時月に一度は土曜日が休みだったので、必ず、という具合に東京に帰ってきていましたから、多分結構早いうちに日本のマクドナルドのハンバーガーを食べたと思うのですが、全く記憶にありません。
他のハンバーガーといったら、豪州にいたときに食べたBurger Kingだったでしょうか。あそこにはベジ・バーガーというのがあって、試しに食べてみたら、もう二度と食べたくならないような代物だった記憶があります。
何年か前にカリフォルニアに行ったときに、IN-N-OUTやJohny Rocketsを食べて、旨いけれどカロリー高いだろうなぁとビビった覚えがあります。