ほぼ足りてまだ欲 その先

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めでたい

 もう近頃では大学出の噺家なんてのがゴロゴロといて、かえって大学出じゃない噺家の方が珍しいなんてこともある。有名どころでは柳家小三治の弟子で売れている三三という噺家が良くまくらで「大学まで出て噺家になる手合いがゴロゴロいて、それがまた気が利かねぇ」というこきおろしをする。すると大学中退している三木助までがまるで同じことをいって見せるという案配。「大学出ていて、どうもすみません!」って声をかけたくなりそうなくらい。
 私の出身校と同窓の噺家というのは今では4人ほどいる。ひとりは芸術協会の噺家で、あと三人は落語協会に属している。他にもいくつもの大学を卒業している噺家がいて、そのひとつが同じ学校という噺家で地方議会の議員なんてのがいたりしていたが、今はどうなっているんだろうか。
 その落語協会の三人の噺家のうちの二人がどうも昨年末に結婚していたらしいと云う。女性の方が春風亭一朝さんのお弟子さんで春風亭一花という。男性の方が、金原亭馬生さんの弟子で、金原亭馬久という。一花君はもう2-3年見ていないが、なかなか面白い味を持った噺家だ。確か、柳家我太郎師匠の独演会の打ち上げで会ったのが初めてだったような記憶がある。いや、その前にどこかで見たのかも知れない。馬久の方は馬生さんの独演会で初めてお客の前で話した時から見ている。
 たまたま入船亭扇辰さんがご自分のFacebookで「一花(新妻)」と書かれていたので、おや、一体誰と結婚したんだろうかと、ネットを検索したら、「一花さん、馬久さんご結婚おめでとうございます」と書かれている人がいるのを発見!いや、驚いたのなんの。