ほぼ足りてまだ欲 その先

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戒名

紫雲というのはこれでしょうかねぇ

安倍晋三の戒名は「紫雲院殿政譽清浄晋寿大居士」つうんだそうです。
「紫雲」というのは仏様が紫色の雲に乗ってお迎えにくる、っていわれているそうです。
最初に私が思ったのは、なげぇなぁってことでした。
わたし、仏教のことよく知りませんが(よく知らないことだらけですが)「紫雲院殿」までが「院殿号」というそうです。
うちのとっさまなんぞそんな殿なんてついてねぇなといったら、当たり前だといわれます。
なにしろあの時、寺に包むのケチったからなぁ。

「政譽」を「譽号」といって、教えを伝える法会「五重相伝」を受けた人にのみ与えられるものなんだそうです。
だから、安倍晋三は政治の世界でそれに相当するくらいの業績を上げたんだ!という意味になるらしいですよ。
ま、戒名に(これはこいつにはふさわしくねぇぞ!)なんて難癖つけるやつはいません。
しかし、それにしても「道号」の「清浄(しょうじょう)」はいかがなものかと思いますですねぇ。
とてもこの文字から発想できる人ではございませんでしたからネェ。
そして「戒名」が晋三の「晋」と、ま、めでたい「寿」でございますねぇ。

ところで、父親の安倍晋太郎が死んだのも67歳だったそうですねぇ。
意外と若かったんですねぇ。
1991年ですから、バブルの頃で、わたくしなんぞはそれどころではございませんでした。
晋太郎が毎日新聞社員だったことは知っていましたが、勤務していたのはわずか7年間。
そのまた親父の安倍寛は1946年に51歳で死んでいます。
しかし、彼は非戦・平和主義の立場を貫いた人で、安倍晋三とは正反対。
どうりで安倍晋三が祖父安倍寛を表に出さず、母方の祖父である岸信介ばかり持ち出すわけですね。
そうだ、青木理の「安倍三代」を読もう。