ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

明確に慎太郎に責任

 不良小説作家が猫かわいがりしている不良銀行「新銀行東京」に対して金融庁はずさんな融資審査をしていたとして、近く業務改善命令を出す方針を固めた(毎日新聞 2008年12月25日 20時17分最終更新 12月25日 23時17分)そうだ。融資審査はずさん、元暴力団が絡んだ不正融資があったり、取締役会はきちんと機能しなかったり。


 内部告発をした元行員が新銀行と都の打ち合わせを自ら記録した文書の内容を公開したことについて、新銀行は機密を漏らしたとして1000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたそうだ。作家は会見で「私がここでその是非を論ずる立場じゃないでしょう」(毎日新聞 2008年12月13日 地方版)とそらっとぼけているらしい。
 「資本の保有率も上がってきたし、限られたメンバーが頑張って、水平飛行から少し上昇の兆しが見えてきた。その他に思い切った手だてをしなけりゃならんと思う。公金の注入とかじゃなしに。今ここでは申しませんけど、ある手だてを考えています」と12月5日の記者会見で発言しているそうで(毎日新聞 2008年12月6日 地方版)、その「手だて」とはいったいなんなんだろうか。
 東京新聞は2008年12月10日の記事で「金融機能強化法改正案の国会審議で、参考人として石原知事らの出席を求めた参院の手続きに不満をぶちまけ、「参院は『良識の府』を自称しているが、非常識というか失礼だ」と言及した」と伝えている。なにが「失礼」なんだというのだろうか。いつまでも逃げ回っているご本人の方がなんぼか都民に対して失礼ではないか。こんな状況でいったい誰がなんでこんな作家にでかい態度をとらせているのだろうか。
 彼にこれ以上この職にとどまっていただくわけにはいかない。私たちは今明確に反省しなくちゃならない。こんな男に二期も都の運命を託してしまっているのだから。