宿代が高い旅館とかホテルが「高級」なものかどうかはわからないだろう。確かに「高額旅館」ではあるだろうけれど、それがすなわち品質的に「高級旅館」かどうかはわからない。とまぁ、こんないい方をすると、これはただ単に貧乏人のひがみって奴だということになるのだろう。ま、そういうそしりは免れないだろう。なにしろどうひっくり返ったってそんな生活はできないんだからしょうがない。
それにしてもテレビで一泊4万円弱というような旅館を紹介されても、こっちは手も足も出ないどころかグゥーの音も出ないのである。こういう施設を紹介する番組は一体誰のためにこういう取材をして一億万民に知らしめようとしているのだろうか。多分こんな旅館に泊まる人たちは日常的にこんな旅館を利用している人か、ここ一発に賭けている人たちのいずれかだろう。
多分死ぬまでにこうした施設に泊まることはないだろうけれど、死ぬってわかったら一回泊まってみようか。とすると、利用者の中にはこのタイプもいるってことだな。
